山仕事教室10月の開講の様子です!
まずは10日です。 この日は、これまで伐採した材を運び出すための作業の手順を 学びました。
講師の所属する団体から「引っ張りだけ」という材を道路まで 引っ張り出すための道具をお借りしました。 引っ張りだこの設置がむずかしく、手順を体で覚える必要があります。 前半は、ベテラン組が挑戦し、太い材を運び出しました。
この合間に、いいものを発見した受講生がいます。この山林には何年か 足を運んでいるのですが、木材を伐倒したことにより、光が入り、なんと 「きのこ」が大量におがっていました。この地域で「ぼり」と呼ばれている きのこです。
事務局の私が仰せつかり、採りましたが、香りがよく、 夕飯のメニューを思い出し、うれしくなりました。 これをはげみに頑張ったのか受講生も材の運び出しに力が入ります。 山主さんに話すと昔はよく採っていたそうですが、ここ最近は山に 入ることもなくなり、忘れていたということです。 山主さんの許可もあり、受講生の皆さんは講座が終わってから、キノコ採りを して帰りました。おかげで、その日はおいしい「芋の子汁」を堪能しました。 写真 このように、山の整備がきちんと行われていると木材だけでなく、山の恵みも いただけるというよい事例となりました。 もちろん、山に住んでいる動物たちの食料のおすそ分けということを 忘れてはいけませんが・・・。
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24日(日) 本日の講座も伐採した材の運び出しです。 新人さんたちは、午前中、チェーンソーのメンテナンスも行いました。
山主さんがいらして、良かったら道路沿いの杉の枝を伐ってくれないかと いうお願いだったので、高枝伐りを学ぶ必要があったので、運び出し班と高枝を 使って枝を伐る班とに分かれて作業しました。 いつも道路沿いに車を止めているので気にはなっていたのですが、山主さんのお役に 立てて良かったです。 高枝の届く範囲で作業をしていた受講生たちでしたが、講師が梯子を使って木に登り、 枝を伐る作業を行い、受講生たちに見せてくれました。
この杉の山林は、この10月で終了となるので、材の運び出しと枝を伐る作業を 学ぶことができ、有意義な講座となりました。
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