山仕事講座 視察の様子
令和5年2月26日(日)初級教室最終日は、
紫波町の未利用材を有効に活用している施設を見学しました。
最初に、平成26年に事業を開始したエネルギーステーションです。
紫波町内の間伐材や松くい虫被害木などを集め、チップ化し、
エネルギーステーションから地域熱供給を行っています。
供給先は、オガールベース、オガールタウン、オガール保育園、
紫波町役場です。
事業主体である紫波グリーンエネルギーの職員から説明を受けました。
受講生が興味を持ったのは意外にもチップが燃やされたあとの灰。
昔は畑の肥料や融雪剤などに使用したものでしたが、今は、あまり
利用されていません。
受講生の皆さんが伐った材木がこうして利用されているのを始めて目に
したわけです。来年度も木を伐ることでこのような利用価値があることが
わかったので、ますますやりがいを持ち受講してほしいです。
続いての見学先は、虹の保育園です。
春夏に受講しているNさんの山林から伐られた南部アカマツが建物に
使われている施設です。
町産材100%使用した施設です。
なんとこの大梁、樹齢350年の南部アカマツということです。
私も約10年ぶりに、この大梁に会うことができましたが、昔のような
威風堂々とは違う、そうなんだけどそれだけではない、なんというか艶っぽさが
でてきたように感じました。そしてこの下で成長していく子どもたちを
やさしく見守ってきたんだろうなと思い、少し感傷にひたりました。
さて、その後は、公民館に移動し、これまでの受講の様子を受講生のMさんが
DVDにまとめてくださったので、そちらを拝見しました。
アンケートも取ったのですが、直接、講師のお二人に今後、学びたいことを
お話したりする時間も取りました。
アンケートの結果は、後日、皆さんに配布します。
5月から2月までの講座、受講生の皆さん、大変お疲れさまでした。
ありがとうございました。
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| 森林整備技術講習会 | 17:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑